町田の大人気カフェ「中野屋」が閉店した話

明日は吹雪らしいです。バイタルです。

2月になるにつれて、より一層冷え込みが厳しくなってきます。関東に住んでいた時も「寒いな」と思ったのですが、やはり北海道のほうが寒いですね。当たり前ですが。

暖房器具は違えど、やはり北海道のほうが絶対的寒さがあります。あと雪。

今日は町田の大人気カフェ「中野屋」が閉店した話です。

中野屋に通いだしたのは2011年ぐらいから

中野屋と言えば、私が通いだした2011年ぐらいその当時からオシャレでおいしいパフェを提供していました。大学のサークルの身内では結構話題になっていたお店で、私も家族や友人を連れて何度も通ったお店です。

大学時代は男5人でパフェを食べにいくくらい入れ込んでいたと思います。それぐらい革命的で目新しく、元々食べることが好きな私でしたが、さらに甘いものが大好きになりました。

通いだしてからはちょうど7~8年経ちます。多いときは1か月に1回言っていた時期もありました。多分50回くらいは通ったのではないでしょうか。

そんな「身内で話題のお店」が大人気になったのは最近の話です。私が通いだした当時は、昼過ぎにぷらっと寄れるくらいのお店でした。夜も営業していましたし、予約しなくてもすんなり入れたことも記憶にあります。

しかし、2015年ごろからはテレビ影響で大人気店になりました。私が2017年に東京を離れる際に一度行ったときは、平日にもかかわらず開店前に整理券を配るくらいの行列ができていました。

閉店の原因は人手不足?

そんな大人気店なのに、なぜ閉店するのでしょうか。閉店を惜しむ声も多いと思います。しかし、中野屋のTwitterアカウントでは、2019年1月8日に「人手不足」を理由に開店できないツイートをしています。

いま思えば、通っていた当時から店内にはずっと「まかない付きアルバイト募集」の張り紙がつねにあったように思えます。人気店になるにつれて、その忙しさも増していったことでしょう。

人気店ではあるのは確かですが、働くとなると少々厳しい環境なのかもしれません。手を込んだパフェを提供するには、それなりに仕込みの時間をかけなければいけませんし、人手も必要になります。

そう思うと、閉店した方が幸せな人もいるのかもしれません。

中野屋は価格設定を誤ったのか

さて、話題は変わりますが2016年頃からパフェの価格もかなり上がったな、と思っていました(私が通っていた当初の1.5倍くらい?)。最近では1つ2000円を超える価格のものもあったように思います。

通常、価格を上げれば需要はある程度落ち着きそうな気もしますが、テレビの反響、一度は食べてみたい、そしてインスタ映えといういろんなことが効果して、価格を上げても人は絶えない状況になりました。

価格を1つ4000円にしていたらどうなっていたのか?と考えてしまいます。

私の感覚ではパフェに出せる金額はゆうに超えていますが、閉店は免れたのかもしれません(客が来なくなって閉店になっていた可能性はありますが)。

こういう素敵なお店が閉店してしまうのは非常に残念です。なんだか、こういう状況になると人気店も考え物だなと思うようになってしまいました。

私も中野屋が閉店して残念に思う1人です。ただ、中野屋が人気店になり平日でも行列で入れないことが多くなってころも、少し寂しさがありました。

採算は恐らく取れていたと思うので、人気店ゆえに招いた悲劇のような気がします(本当のところは分かりませんし、あくまでも私の予測です)。